2020年12月5日(土) 会山行
冬山登山を安全に行うために、毎年恒例の冬山入門を実施しました。中山峠付近の境岳で行いました。雪が少なく実施できるかどうかヤキモキしましたが、当日は天候にもまあまあ恵まれ、無事終了しました。
出来れば中山スキー場の上の蓬莱山に行きたかったのですが、諸般の事情で駐車できず、開発局の駐車場に移動。気を取り直して、「しっかりまかなってね!」
先頭に行くのはスキー組の8人、後ろからスノーシュー組2人が続きます。
やはり早いスキー組、境岳に到着!
遅れて到着したスノーシュー組、後でもう一度一緒に記念写真を撮ろうね。
今日の教程の1番は、弱層テスト。先ずは、斜面に1mほど穴を掘り30センチ四方の角柱を掘り出します。スノーソーを使って切ると上手にできるよ。ベテランは上手い!!
角柱ができたら、その上にスコップを載せて、①手首で10回、続けて②ひじから動かして10回、最後に③肩から動かして10回たたきます。叩きながら角柱の様子をしっかり観察。叩き始めてから何回目に変化があったか、どんな変化かを見逃さないで!
次はツェルの使い方。先ずは雪を踏み固めるよ。肩を組んで前進、「1,2,1,2…」「きついわ~」、続いて30センチ×50センチほどの穴を掘ります。それからスキーや木の枝やストックを使ってツエルトを張ります。
ツェルトを3張り。冷たい風を避けて、中でランチ。時節柄三密に気を付けて!!
最後は、雪崩トランシバーの使い方の実習。赤い旗が雪崩の始まったところと想定。人の代わりに雪崩トランシーバーの入ったザックを探します。
今日予定していた学習の内容はほぼ完了!み~んなそろって「ハイ、ポーズ」
充実感と寒さを感じながら帰途につきました。山頂はあんなに風が強かったのに、下に来たら晴れててあったか~い。
朝の集合場所に戻り、今日の反省会。みんな本当にお疲れさまでした!!
雪崩トランシーバーの使い方は?使う機会が無いに越したことはないけど、いざというときに使えなければ意味が無い。そうそう、冬山の装備はみんなバッチリだけど、いざと言う時に使えるかな?年に1度の学習で忘れていたことを思い出しました。
by rose,fujimari
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